競売にもメリットはあります
任意売却と同じように競売にもメリットは有ります
競売は手間要らずなので楽なのです。
裁判所から届く全ての通知、銀行などから届く通知、連絡等を完全に無視していれば、勝手に競売が進んで、勝手に競売が終わります。
そして、ある日突然に、知らない人が現れて『今日から、この物件の新しいオーナーとなった○○と申します。 △△さん、何月何日までここを出て行ってください。』と言われて終わりです。
自己破産を伴う競売のメリット
競売の後に自己破産をするメリット
不動産が幾らで落札されようと、競売後の残債務の返済をリセットしてゼロになるのですから、全く関係有りません。
任意売却とは違い、終わって何年もの間、サービサーに追い回されなくても済む。
任意売却に比べはるかに長く住んでいることができる
競売にかかってから約8ヶ月程は住んでいることができます(裁判所により異なります)
競売も以前に比べかなり時間の短縮がなされておりますが、それでも任意売却に比べれば長くマイホームに住み続けることができます。
長く住める反作用として、遅延損害金の額がその分大幅に加算されますし、競売の落札代金は一般的に、任意売却と比べると低くなり、債務も多く残ってしまいます。 そして、再スタートの時期も先送りになってしまいます。
自己破産を考えていないのなら
任意売却は内覧に協力したり面倒な点もありますが、
競売そして自己破産となることを考えていないのなら任意売却を選択してください!
競売&自己破産とは違って、任意売却後は月々少額の返済をしなければなりません。 ですが、競売という精神的苦痛プラス自己破産者になったという精神的ストレスは有りません。
任意売却だと、それを処理した業者さんへいつでも気軽に質問ができますが、弁護士事務所へは気軽には質問できないよ!
競売のデメリット
自己破産を伴わない競売にはデメリットが多く存在します!
1円でも高く売却されないと、その分多くお金を返済しないといけない。
競売後、月々の返済額が住宅ローンの額よりチョット少なくなった額の返済を押しつけられてしまう。
競売にかかるのって結構格好が悪い! 職場には誰が言うともなしに何気に噂が拡がります。
残債務の返済などに関する質問をするところがネットの2チャンネルなどの掲示板しかない情けない状況となる!